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anti-poverty toyama

ごあいさつPREFACE

反-貧困ネットワークとやまは、貧困問題の解決にむけて取り組みます

代表世話人あいさつ

名 前 ごあいさつ

西山 貞義

 貧困問題は一人では解決できません。
 貧困問題の当事者にとってもそうですが、当事者を支援する支援者にとってもそうです。
 一言で「貧困問題」と言っても、その原因は様々で、しかもその原因が複雑に絡み合っていたりします。借金問題、心身の問題、労働問題、住居の問題、家庭問題、社会保障の問題、福祉行政の対応の問題・・・。
 そんな様々な問題に、たった一人で立ち向かっていくことは困難です。貧困問題に立ち向かっていくためには、当事者に寄り添いサポートする支援者の存在が不可欠なのです。
 そして、たった一人の支援者が、複雑に入り組んだ貧困問題を一挙に解決することもまた困難です。複雑に入り組んだ貧困問題を解決するためには、様々な得意分野を持つ支援者がチームを組んで支援にあたることが不可欠なのです。
 「反貧困ネットワークとやま」は、そんな想いから生まれた団体です。
 貧困問題の当事者と支援者を結びつけ、支援者と支援者を結びつける。
 そして、「当事者」と「支援者」の垣根を乗り越えて、みんなで一緒に「貧困問題」について考え、立ち向かう。
 「反貧困ネットワークとやま」は、そんな団体です。
 「反貧困ネットワークとやま」は、社会的地位や思想信条、政治的立場など一切問わず、「貧困問題」に少しでも関心のある方の入会を歓迎します。
 ぜひ、我々と共に考え、共に立ち向かいましょう。

2014年5月13日

松浦 万里子
 社会福祉は「貧困の克服」を目指して近代史の舞台に登場してきましたが、いまだ貧困を克服できずにいます。
 最近の日本は、経済格差が広がり貧困に苦しむ人々が増えています。貧困には、目に見える貧困(絶対的貧困)と見えにくい貧困(相対的貧困)があります。競争原理が強く働く私たちに社会は、貧困蔑視の考えが広く深く根を張り、貧困に苦しむ人々が「SOS」を出しにくい社会でもあります。
 生活保護の受給が可能な人の約2割しか制度の活用に至っていません。「貧困」というのは、単にお金がないということだけではなく、そこに至るまで身体的・精神的に深く傷つき、さまざまな問題を複雑に絡みあわせて表面化します。
 傷ついた人々の心を感じ取りながら、幅広い人々が共同して支援の輪を広げ、貧困問題の克服を目指します。
 多くのみなさんの参加をお待ちいたしております。

2014年5月13日

反-貧困ネットワーク     とやま

【連絡先】
〒930-0074
富山市堀端町1-12
富山中央法律事務所(西山)

電話(076)423-2466
Fax (076)423-0699
メールアドレス
tym_sugita@doc-net.or.jp
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(事務局:杉田)